アイデアノート

パラダイムシフトで新しい価値創造を!

2013/12/01

先日、NHKの「スーパープレゼンテーション」という番組で「デザインは新聞を救えるか?」というテーマのプレゼンテーションが放映されていました。
スピーカーはヤセック・ウトコというポーランドの“新聞デザイナー”。彼は、購読者が年々減る新聞を“デザイン”によって革新することを話していました。

「新聞」と言えば、①大きな見出し、②小さな字、③写真、というイメージですが、彼がデザインする新聞は私たちの想像大きく裏切ります。
これらは東欧の経済新聞やビジネス新聞で、日本でいう「日経MJ」のような新聞です。
ヤセック・ウトコは新聞のデザインそのものを革新し、記事を象徴するイラストやインパクトのあるデザインによってニュースを伝えようとしています。こうして、一部の新聞では購読者が2倍に増えるなど大きな功績を残しています。

話は変わって、日本の大手タクシー会社である日本交通の川鍋社長が以下のようなコメントをある日の日経MJの一面記事に残していました。
「タクシーは『拾う』時代から『選ぶ』時代へ」 これまではタクシーは「拾うもの」で、特定のタクシー会社を優先して「選ぶ」ことは少なかったですが、川鍋社長はそうした考え方を“シフト”していくべきだと言っています。
現に日本交通では、「キッズタクシー」や「ケア(介護)タクシー」など、“選ばれる理由づくり”に努める活動を行っています。

新聞の例やタクシーの例でも分かる通り、ビジネスにおいて新しい価値を創造しようという場合には、「既存の考え方や固定概念を新たなものに“シフト”すること」=“パラダイムシフト”が往々にして求められます。
“パラタイムシフト”とは、今まで当然のように考えていた事象(=パラダイム)を転換する(=シフト)、という意味で用います。皆さんのビジネスでも、「当たり前」「そういう慣習だから」など、それぞれの“パラダイム”が存在するかと思います。
しかし、変わりゆく経済社会のなかで新たな価値創造を求めるなら、“パラダイムシフト”=「意識革新」が大切なのではないでしょうか。

野澤 玄也
マーケティング支援部 副部長

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